勝つ可能性があるのはどの馬!? 過去10年データからあぶり出す!!
今週は春のGⅠ戦線を睨んで、東西で重要なレースが開催される。
西ではフェブラリーSのステップレース「東海S」。東では中距離路線での活躍を狙う馬のステップレース「AJCC(GⅡ)」が開催される。
ここでは、AJCCでどの馬が勝ちに近いかを過去10年のデータから導き出してみよう!!
①馬齢別成績
過去10年で最も多く勝っている馬齢は5歳の4勝で、次いで6歳の3勝となっている。やはり充実期の5歳が最多なのは納得いく数字だ。
逆に8歳以上のベテラン馬は2着に1回、3着に1回しか入っておらず、かなりの苦戦傾向となっている。
そのため、今回④クレッシェンドラヴ、⑦ダンビュライト、⑫ソッサスブレイの3頭のベテラン馬の勝ちは消しで行きたい。
②枠番・馬番別成績
1枠以外は全ての枠で勝ちがあり、馬番では⑥番、⑬番が3着以内にすら入ったことがない。
そのため、1枠の①キングオブコジーン、馬番⑥ポタジェ、馬番⑬スマイルは消しとする。
③前走距離別
前走がAJCCと同距離は未勝利で、距離延長組が3勝、距離短縮組が7勝と、圧倒的に短縮組が有利な傾向にある。
また距離延長組の前走は2000mのみが勝っているが、これは金鯱賞が11月末から12月頭に開催されていた時期に、金鯱賞組が2勝を挙げ、残りは条件戦のサンタクロースS組の1勝となっている。そこで今回は条件戦以外の2000mを走った馬も消しとする。
そうなると同距離の⑬スマイル、延長組で重賞だった①キングオブコジーン、③キャッスルトップ、④クレッシェンドラヴ、⑥ポタジェ、⑨ボッケリーニ、⑩ラストドラフト、⑫ソッサスブレイ、⑭マイネルファンロンの勝ちは無いと推測する。
以上の3項目で名前が挙がらなかったのは、②アサマノイタズラ、⑤エヒト、⑧アンティシペイト、⑪オーソクレースの4頭で、これが勝ちに近いと思われる。
その中でも『ラブすぽ』では⑤エヒトを推したい!!
その理由としてクリスマスS組からAJCCを勝った馬が今回出走する中にいる。
4歳時の⑦ダンビュライトなのだが、そのダンビュライトとエヒトの父は同じルーラーシップである。その父・ルーラーシップ自身もAJCCを勝っており、中山のタフな馬場で強さを発揮するタイプだからである。
果たして⑤エヒトは4年前のダンビュライトのようにAJCCを勝てるのか?
発走は、1月23日の中山競馬場11R、15:45予定。
公開日:2022.01.22