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【データ馬券】「中京記念」で過去10年3着にすら入れない【死の馬番】に入ってしまった馬とは!?

Text:あもあもだいち

中京競馬場開催の重賞レースで最も古い

夏真っ盛りの中、今週の重賞レースは中京競馬場で開催される「中京記念」一つのみとなっている。この中京記念は、中京競馬場で開催される重賞レースの中で最も古く、またサマーマイルシリーズの該当レースでもある。

その中京の伝統レース「中京記念」の勝ち馬をデータから検証していく!!
※京都競馬場の改修により、過去3年は中京競馬場で開催されていないため2013年~2019年の7年間のデータを基にする。

1.馬齢

馬齢では、5歳馬と6歳馬がとも3勝を挙げトップ。残りは3歳馬となっている。意外にも4歳馬が苦戦傾向である。

2.斤量

このレースはハンデ戦のため斤量別の勝ち馬を見てみると、トップは57㎏の3勝。残りは58㎏、56.5㎏、55㎏、52㎏がそれぞれ1勝となっている。ハンデ戦ではあるが軽ハンデの勝ちは少なく、それなりのハンデを背負った実績馬が勝っている。

3.前走クラス

前走OPクラスを走った馬がトップの3勝、残りはGⅡとGⅠのそれぞれ2勝となっている。斤量の項目でも触れたが、それなりの実績を要するため、条件クラスの馬が勝つのは厳しいレースである。

4.前走距離

前走距離を見てみると、トップが1400m組の4勝、続くのは1600m組の3勝となっており、この二つの距離以外からは勝ち馬が現れていない。

5.枠番・馬番

枠では大外枠の8枠が3勝とトップで、次は3枠の2勝となっている。残りは1枠と7枠でそれぞれ1勝を挙げている。そのため4、5、6枠の中枠が不利傾向にある。

これを細かく馬番で見てみると、3着内すら入れていない「死の馬番」の存在も明らかになった。その馬番に該当した馬は2番シュリ、9番ホウオウアマゾン、そして上位人気が予想される11番ディヴィーナの3頭である。

勝つ5つのデータおさらい

1,5歳馬or6歳馬
2,斤量55㎏以上の馬
3,前走OPクラス以上を走った馬
4,前走1400m or 1600mを走った馬
5,中枠4,5,6以外で、死の馬番に該当していない馬

この5つ全て該当したのは、3番アドマイヤビルゴ、 4番メイショウシンタケ、5番ワールドウインズの3頭となった。

果たして、データで導き出された馬が勝つのか?それともデータを覆す馬が現れるのか?
発走は7月23日 中京競馬場 11レース 15時35分予定。

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