荒れる傾向にあるクラウンカップ、過去データから注目すべき馬とは!?
今週末の中央競馬では牝馬クラシック第1戦の桜花賞が開催されるが、その前に4月6日の川崎競馬場で南関クラシック・羽田盃のトライアル「クラウンカップ」が開催される。
3歳限定重賞ということもあり、過去10年の単勝平均が1065円となかなか荒れるレースとなっている。
今年も荒れるのか!? 荒れないのか!? 過去データから有力馬を炙り出していく。
◎前走別データ
2018年から、同じ川崎競馬場でクラウンカップのトライアルレースとして、「椿賞」が開催されるようになってから、2018年を除いて椿賞を勝った馬が3連勝中である。
ただ、結果を残しているのが椿賞1着馬のみで、それ以外は椿賞2着馬がクラウンカップで2着を1回記録しているだけで、他馬は全て馬券に絡めていない。
そのため、狙うのは椿賞1着の⑥フレールフィーユのみとする。
同じ羽田盃のトライアルレースである京浜盃組もクラウンカップで結果を残している。過去10年で馬券に絡んだ京浜盃組は勝ち馬に3頭、3着に5頭。今年は②ノブレスノアのみが参戦してきているので、要注目である。
ニューイヤーカップ組も軽視は出来ない活躍を見せている。ただし、ニューイヤーカップの勝ち馬が馬券に絡んだこはない。斤量を背負わされることもあるだろう。そのため⑩ミゲルはニューイヤーカップを勝って来た馬のため、馬券的にはあまりおススメしない。
◎枠別・馬番別データ
枠番による偏りは少ないが、過去10年で青帽の4枠が最多の3勝を挙げている。馬番で見ると1番と8番が勝っていない。
クラウンカップと同じ距離で、過去半年間の川崎1600mの馬番成績だが、今回出走する11番までの馬番の中で、かなり成績の悪い馬番が存在する。それは7番である。7番の勝率は3.6%と一際低くなっている。
このデータから、4枠④ライアンは買いで、⑦フウトの単勝買いはオススメしない。
以上の2つのデータから、1着付けで買いたい馬は②ノブレスノア、④ライアン、⑥フレールフィーユの3頭だ。
発走は4月6日の川崎競馬場11レース、20:10発走予定。
公開日:2022.04.05