ホースマンの夢「日本ダービー」
5月26日に日本競馬において最高のレース「日本ダービー(東京優駿)」が開催される。この「日本ダービー」は、出場するだけでも栄誉なことであり、ホースマンにとって夢の舞台である。そんな夢の舞台をどの馬が勝つのかを過去10年データから導き出していこう。
キャリア別
トップがキャリア4戦組と5戦組でそれぞれ4勝を挙げている。残りは3戦組と8戦組でそれぞれ1勝。4戦組と5戦組の2つが有力と見ていいだろう。
前走距離別
前走距離では2000m組が断トツの8勝を挙げ、残りは1800m組と2200m組でそれぞれ1勝。
日本ダービーと同じ2400mを走った馬は勝ってはいない。最高でも3着が3回だ。今回注目されている武豊騎乗の⑪シュガークンは、前走2400mの青葉賞を走っており、厳しいデータを突き付けられてしまった。
前走クラス別
クラス別では、前走GⅠを走った馬が8勝と圧倒的な成績を残している。残りはGⅡ組とGⅢ組でそれぞれ1勝。この結果から日本ダービーを勝つには格が必要な事が分かる。
前走着順別
前走を勝った馬と2着だった馬がトップでそれぞれ3勝を挙げている。残りは3着、4着、5着、7着でそれぞれ1勝。前走で二桁着順だった馬は勝つチャンスはないとみていいだろう。
枠番・馬番
枠では中枠の4枠だけのみが勝てていない。それ以外は1枠、6枠、7枠のそれぞれ2勝がトップの成績となっている。
さらに細かく馬番で見てみると、ここでも出てきた過去10年3着内すら入れていない【死の馬番】。その馬番とは9番ダノンエアズロック、15番ジャスティンミラノ、16番メイショウタバル(負傷により取り消し)である。皐月賞を勝った⑮ジャスティンミラノにとっては嫌なデータとなった。
勝ち馬候補5項目まとめ
・キャリア4戦か5戦を消化した馬
・前走1800m~2200mの距離を走った馬
・前走GⅢ以上を走った馬
・前走で二桁着順ではなかった馬
・勝ち馬が出ていない4枠と死の馬番の9番、15番、16番以外の馬
この5項目に該当したのは、②レガレイラ、⑬シンエンペラー、⑱エコロヴァルツの3頭となった。
果たして、ホースマンの夢「日本ダービー」を制するのはどの馬か?
発走は、5月26日 東京競馬場 11レース 15時40分予定。
公開日:2024.05.25