京都大賞典のマカヒキに続け! 2018年のダービ馬・ワグネリアンは復活なるか!?
10月23日の土曜日に開催される「富士ステークスGⅡ」。
来月のマイルチャンピオンSの前哨戦として位置付けされているが、重賞に格付けされた1998年以降で、富士S→マイルCSを連勝した馬は2011年のエイシンアポロン1頭のみとなっている。
さらに過去10年で、エイシンアポロン以外で次走のマイルCSで結果を残した馬は、2017年の勝ち馬・エアスピネルが2着と、この1頭だけとなっている。
なかなかマイルCSには繋がらないレースだが、その後マイル戦線で活躍する馬となるのは間違いない。
そこで、今年の出走馬を見てみると、前走を勝って勢いに乗ってきたのが4頭。
前走二桁着順の馬が10頭。掲示板内が2頭。掲示板外一桁着順が1頭で構成されている。
過去10年データを元に出走馬をふるいに掛けていこう。
さて、まずは前走を勝って勢いに乗ってきたのが4頭を検証してみよう。
前走で条件戦を走っていた馬で馬券になったのは2014年のレッドアリオンの3着1回だけ。
また、意外にもOP特別1着から馬券になった馬はゼロで、そうなると連対候補は⑤ロータスランド1頭のみとなる。
前走二桁着順から巻き返した勝ち馬は、昨年のヴァンドギャルドと2015年のダノンプラチナムの2頭のみ。
そのどちらも、5か月以上の間が空いていたのとGⅠを走っていた。
ということで、今年のメンバー中で前走二桁着順からの巻き返えせる可能性はあると見られる馬は⑭ワグネリアン、⑯ダノンザキッドの2頭となる。
前走2~5着で富士Sを勝った馬は5頭。その全てが重賞を走っており、今年の対象馬は①ソングラインのみ。
掲示板外一桁着順の馬が勝ったのは2012年のクラレントのみ。そのクラレントも同年のNHKマイルで3着に入る実績があり。今年の該当馬のハッピーアワーは16連敗中とクラレントとは戦歴が大きく違うため、ここでの勝ちは無いと見た。
以上から、勝ち馬は4頭に絞られる。
①ソングライン
⑤ロータスランド
⑭ワグネリアン
⑯ダノンザキッド
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発走は10月23日 東京競馬場 11レース 15時45分予定。
公開日:2021.10.22