キャリア1戦でも侮れない馬とは!?
12月12日に阪神競馬場で開催される2歳最初のGⅠレース。
阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神JF)。昨年はソダシが勝って大いに盛り上がったレースである。
今年も2歳女王を目指し、18頭が出走を予定している。
そこで、一番初めに女王の椅子に座る馬をデータから導き出してみよう。
・過去10年で、8頭の勝ち馬が前走2番人気以内であり、前走勝ったとしても人気を集めることが出来ていなければ、それを覆して阪神JFで勝つのは難しい。
この項目では①ナムラクレア、⑥タナザウィング、⑧ステルナティーア、⑬ウォーターナビレラ、⑯ベルクレスタの5頭が残る。
・過去10年3着以内の馬で、前走で3着以内に入れなかった馬が好走したのは2頭しかおらず、前走で3着以内に入らないと巻き返しが難しい。
今年は③ヒノクニと⑫アネゴハダの2頭のみが3着以内には入れていない。
・過去10年の阪神芝1600mの種牡馬勝率では、1位エピファネイア、2位ディープインパクト、3位ハーツクライ、4位キズナ、5位クロフネとなっている。
該当馬はハーツクライ産駒の⑤スタンティスティクス、エピファネイア産駒の⑥タナザウィング、⑦サークルオブライフ、キズナ産駒の⑫アネゴハダ、ディープインパクト産駒の⑱パーソナルハイとなる。
・過去10年で、勝った馬のキャリアは3戦以内のみ。
この項目では4戦以上している馬は①ナムラクレア、③ヒノクニ、④トーホーラビアン、⑱パーソナルハイが消える。
以上から、勝ち馬は前述で多く名前の挙がった1戦1勝馬の⑥タナザウィングを推したい。
注目の阪神JFの発走は12月12日、阪神競馬場11R:15時40分予定。
公開日:2021.12.11