ソダシやウオッカも勝った「阪神ジュベナイルフィリーズGⅠ」の勝ち馬を過去10年のデータから炙り出す!!
12月も半ばに入り年末の忙しさが聞こえてくるなか、2歳牝馬女王を決める熱き闘い「阪神ジュベナイルフィリーズGⅠ」が開催される。
一昨年はソダシも勝った、その後に大きく飛躍するうえでも大事なGⅠ登竜門である。
とはいえ、出走するほとんどの馬が1勝馬と予想するのが難解なレースである。
そこで、過去10年のデータから勝ち馬炙り出していく!!
1,キャリア
キャリア2戦と3戦を走った馬が、それぞれ5勝を挙げトップの成績を残している。
その逆でキャリア1戦のみと4戦以降を走った馬から勝ちがない。
2,クラス別
前走GⅢを走った馬が圧倒の8勝を挙げている。
次にOPクラスと1勝クラスが1勝ずつ挙げている。
この結果から新馬戦や未勝利戦を走った馬の勝利はなく、基本は重賞クラスを走った馬を狙うのが無難と言える。
3,前走着順
前走を勝った馬が8勝と断トツの成績を残している。
次いで2着だった馬が2勝を挙げている。
そのため、前走で3着以下だった馬には厳しいデータとなる。
4,前走距離
前走1400mと1600mが4勝を挙げともにトップの成績を残し、次は1800m組が2勝となっている。
ただし勝率で見てみると1800組が18.2%、1600m組が5%、1400m組が5.6%と1800m組が断トツ良い成績を残している。
5,枠番・馬番
全ての枠から勝ち馬を輩出しているが、その中でも1枠が3勝とトップの成績を残している。
そしてこれを馬番で見てみると、3着内すら入れていない「死の馬番」無数にある事が判明した。
その気になる死の馬番だが3番、5番、12番、14番、15番、17番と6つもあり、その中には⑤モリアーナ、⑰ウンブライルといった人気馬も入っており、死の影から脱出したいところである。
以上の5つのデータから残った馬が
①サンティーテソーロ
②キタウイング
⑨リバティアイランド
⑬ドゥアイズ
⑯ドゥーラ
⑱ラヴェル
と6頭が残ったが、その中でも⑬ドゥアイズと⑯ドゥーラの2頭を勝ち馬候補として挙げたい。
なぜこの2頭かというと前走距離にある。
この2頭の前走は1800mを走っており、4項目でも挙げたように1800組の勝率が別格に高いからである。
果たしてデータ通りの結果となるのか? それとも死の馬番を脱出してくる馬が現れるのか!?
発走は12月11日の阪神競馬場11レース、15時40分予定。
公開日:2022.12.10