2月14日(日)には、東京競馬場で3歳の出世レース共同通信杯が行われるが、もう一つの注目レースが阪神競馬場で開催される。
それは「京都記念」。
この京都記念は大出世レースで、過去10年の勝ち馬を見てもそうそうたるメンバーの名前が並んでいる。
その中には先日の佐賀記念で、コースレコードで勝利したクリンチャーの名前もある。
しかし、今回は京都競馬場ではなく阪神競馬場を使用するので、今まではとは違ったタイプの大物を誕生させるのかもしれない。
過去10年での話になるが、京都記念を勝つとその後にGⅠ制覇することが多い。
その数は5頭。実に半数の馬が京都記念を勝った後に、その年にGⅠを勝っている。
そのうち宝塚記念を勝った馬が3頭もおり、春の総決算レースに繋がりやすいレースであった。
先ほども述べたように、今回使用するのは阪神競馬場。
宝塚記念と同じコースで同じ距離を走るため、例年以上に宝塚記念に向けて前哨戦の意味合いが強くなると思われる。
そこで宝塚記念の過去10年データを参考して、予想をしてみたいと思う。
種牡馬成績で言えばステイゴールド産駒が3勝と強い。
しかし最後に勝ったのが2014年のゴールドシップ。あれから7年も経過しているので、産駒自体の勢いに疑問符が付く。
次は2勝しているのがキングカメハメハ産駒。
こちらは2018年にミッキーロケットが勝っていてまだまだ産駒の勢いがある。
枠では大外8枠が7勝もしており、こちらにも注目したい。
次に勝ち馬の年齢だが4歳、5歳馬で9勝しており、6歳が1勝、7歳以上に至っては0勝と年齢が上がるにつれて勝てない。
以上のことから、京都記念の勝ち馬として軸にするのは、キングカメハメハ産駒で5歳のダンスディライトを押したいと思う。
今年の京都記念を制した馬が、どう羽ばたいていくのか!!
出走は、阪神競馬場 11レース 15時35分予定。
公開日:2021.02.13