G1連覇のソングラインらが毎日王冠に出走予定
今週は秋のGⅠ戦線を睨んだ戦いが多く予定されている。天皇賞(秋)の前哨戦として東京競馬場では「毎日王冠」が、そして天皇賞(秋)、ジャパンカップ、エリザベス女王杯、有馬記念などの中距離路線での活躍を睨んだ戦い「京都大賞典」が京都競馬場で開催される。
過去10年のデータから「毎日王冠」の勝ち馬5か条を検証していく!!
1.馬齢別
3歳馬、4歳馬、5歳馬がともに3勝を挙げトップの成績を残し、残りは6歳馬の1勝となっている。そのため、ベテラン馬には厳しく6歳馬すら1勝しか挙げられていないので、ここでは6歳馬以降のベテラン馬の勝ちはないと判断する
2.前走クラス別
前走クラスではGⅠ組が6勝でトップの成績を残し、次に来るのはGⅡ組とGⅢ組でそれぞれ2勝を挙げている。ただし、GⅡ組の勝率が13.3%と二桁を超えているのに対して、GⅢ組は4.5%とかなり低い。ちなみにGⅠ組も11.1%と勝率は二桁を超えている。そのため今回はGⅠ、GⅡ組のみが勝ち馬候補とする。
3.レース別
レース別では安田記念の3勝を筆頭にエプソムC、日本ダービー組がそれぞれ2勝を挙げ、残りは札幌記念、中山記念、クイーンエリザベス2世カップ組がそれぞれ1勝を挙げている。上記の路線組以外は勝っていないため、今回はバッサリとこの路線組以外は消しとする。
4.前走着順別
前走勝った馬より、2着、3着だった馬の成績が良く共に3勝挙げトップの成績を残している。次に来るのは1着だった馬で2勝。残りは5着と8着だった馬で共に1勝を挙げている。特に前走GⅠ組で1着だった馬は勝っておらず、2、3着だった馬が巻き返しており、また4着以下だった馬は勝っていない。
そのため、前走GⅠ組は2着3着だった馬で、それ以外の路線の馬は二桁着順以外の馬を勝ち馬候補とする。
5.枠番・馬番
枠で勝てていないのは4枠と5枠のみで、逆に最多勝は6枠の3勝となっている。
細かく馬番で見てみると3着内すら来られない馬番「死の馬番」の存在が判明した!!その馬番とはフェーングロッテンが入った11番である。この結果から、4枠、5枠に入った馬と「死の馬番」に入ったフェーングロッテンは消しとする。
5項目をおさらい
1.3歳馬、4歳馬、5歳馬
2.前走GⅡかGⅠを走った馬
3.安田記念、エプソムC、日本ダービー、札幌記念、中山記念、クイーンエリザベス2世カップを走った馬
4.前走の結果が、GⅠ組は2着3着だった馬。それ以外の路線の馬は二桁着順以外の馬
5.4枠、5枠と死の馬番に入らなかった馬
この5項目に合致した馬とは、①シュネルマイスターのみとなった。
果たしてシュネルマイスターは、データ通り勝てるのか!?発走は、10月8日 東京競馬場 11レース 15時45分予定。
公開日:2023.10.07