クリソベリルは交流重賞となってから「日本テレビ盃を2度勝った馬はいない」というジンクスを覆せるか!?
9月29日に船橋競馬場で開催される交流重賞「日本テレビ盃」。
1着には11月3日に開催される、砂の祭典JBCへの優先出走権が与えられ、しかも交流重賞の中では賞金が高いレースのため、毎年有力馬が集まる。
少し勝ち馬を振り返ってみると、古くは2001年のアグネスデジタル、2011年スマートファルコン、2015年サウンドトゥルー、2018年ケイティブレイブなど、歴代の砂の猛者の名前が刻まれている。
そのため、例年固い決着が多い。
過去10年で1番人気が7勝、2着0回、3着2回、4着以下1回と複勝率90%の圧倒的な数字を残している。
また、6番人気以下の連対がなく、かなり固めの決着が多い。
ちなみに、過去10年で1番人気を負かした馬が3頭いるが、その内訳は3番人気、4番人気、5番人気だった。
そこで今年は荒れるのか、荒れないのかを有力馬を紹介しながら、考えてみよう。
①ダノンファラオ
昨年のジャパンダートダービー馬だが、安定して走るタイプではなくムラがあり。一本軸にするのは怖い1頭。
②クリソベリル
2019年の勝ち馬で、GⅠ級4勝をしている、実績は十分の1頭。死角があるとすれば前走のチャンピオンズCから、10カ月ぶりと間が空いており、休み明けのレースがマイナス点と、過去に日本テレビ盃を2勝した馬がいないという事実が気になる。
⑧ノンコノユメ
2018年のフェブラリーS勝ち馬で、その後大井に移籍し9歳となったベテラン馬。しかし前走の帝王賞でも2着に入るなど、ハマった時は上位に顔を出してくるため、軽視出来ない1頭。
⑩サルサディオーネ
元JRA所属で大井に移籍してから、牝馬限定の交流重賞を3勝している。しかし牡馬混合の交流重賞では実績を残していないため、今回も厳しいと言わざるを得ない1頭。
その他JRAから2頭出走してくるが、1頭は前走条件戦を勝ってきた、⑨メイショウダジン、もう1頭が前走のマーキュリーCで結果を残せなかった⑪ラストマンと、上位4頭に比べて、実力的に厳しい。
以上、有力馬を挙げてみたが、今年は荒れない年と見て、②クリソベリル1着固定で2着に⑧ノンコノユメ固定、3着に①ダノンファラオと⑨メイショウダジンの3連単2点勝負で!!
果たしてすんなり決まるのか!?
発走は、9月29日 船橋競馬場 11レース20:05予定。
公開日:2021.09.29