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【札幌記念】スーパーGⅡと呼ばれ、このレースに有力馬が集まるワケとは!?

Text:あもあもだいち

今年も真夏の名物レースでスーパーGⅡレース「札幌記念(GⅡ)」が開催される。

なぜ、このレースに毎年高いレベルの馬が集まるのか?

それは賞金の高さに他ならないであろう。

2021年の1着賞金は、国内GⅡレース最高の7000万円。

これは、暮れの2歳牝馬女王を決める「阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)」の6500万円よりも高い。「朝日フューチュリティステークス(GⅠ)」と「ホープルステークス(GⅠ)」の2つのGⅠレースと同じ賞金額であり。交流重賞レースに当てはめて見ると、この7000万円を超えるレースは8000万円のJBCレース(JpnⅠ)と東京大賞典(JpnⅠ)の2レースのみで、同じ賞金額の7000万円でかしわ記念(JpnⅠ)と帝王賞(JpnⅠ)の2レースの計4レースしかない。

それほど、GⅡレースの札幌記念の賞金が高額に設定されているのだ。そうなるとこの時期に一度使いたい有力な中距離馬にとって、唯一目指すレースとなっているのは間違いないだろう。

今年も強力なメンバーが集まっており、名前を聞いただけでもワクワクしてしまうほどである。そこで注目馬を紹介していこう!!

⑬ソダシ:白毛のGⅠ馬でありアイドルホースのソダシ。前走のオークスはクロフネ産駒の距離の壁に当たった感があるが、この札幌2000mで復活の走りを見せてくれるのか?

④ラヴズオンリーユー:2019年のオークス馬で、その後は好走するも勝ちきれていなかったが、今年に入り京都記念(GⅡ)を勝った後は海外遠征を行い、香港のクイーンエリザベス2世カップ(GⅠ)を勝つなど絶好調の1頭。

⑫ブラストワンピース:2018年の有馬記念馬であり、2019年に札幌記念を勝っている1頭。しかし、2020年にAJCCを勝った後は不振に陥り二桁着順を記録するなど絶不調だったが、前走の鳴尾記念(GⅢ)で久々に3着と好結果を残した。相性の良い札幌競馬場で完全復活なるか?

⑦ペルシアンナイト:2017年にマイルCS(GⅠ)を勝って以降、23戦走ったが3着以内に入れたのは僅か4回。ただし昨年の札幌記念では2着に入っており、久々に好走の可能性がある1頭。

その他、前走目黒記念勝ち馬「⑪ウインキートス」、前走七夕賞勝ち馬「⑤トーラスジェミニ」、重賞で毎回好走する「①ステイフーリッシュ」なども控えている。

果たして、この強力なメンバーの中から勝つのはどの馬か!?

発走は、8月22日 札幌競馬場 11レース 15時45分予定。

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