秋のスプリント決定戦の「スプリンターズS」の勝ち馬を過去10年のデータから導き出す!!
今週は中山で秋の短距離王を決める「スプリンターズS」が開催される。
そこで、香港から2頭参戦しての全16頭のなかからスプリント王候補を過去10年のデータから導き出して行こう!!
※14年は新潟開催だったため、13年の結果と15年~23の結果でデータ算出しています。
●前走距離別
前走どの距離を走ったのかを調べてみると、やはりというべきかスプリンターズSと同じ距離1200mを走った馬が8勝と圧倒的に良い成績を残している。
残りは、1600m組で2勝を挙げている。
このデータから、1200mか1600mを使った馬しか勝てていない事が判明した。
●レース別
前走どのレースに出走したかを見てみると、圧倒的な数字を残したのがセントウルSを走った馬で5勝も挙げている。残りは、北九州記念組が2勝、安田記念組が2勝、CBC組が1勝と続いている。
意外にも札幌の短距離レース「キーランドS」組から勝ち馬が現れていない。
●前走着順別
スプリンターズSの勝ち馬が前走でどのような結果を残したかを調べてみると。前走1着だった馬が4勝を挙げ最多を誇っている。次に2着だった馬で3勝と前走2着以内の馬から7割もの馬が勝っている。
残りは3着と4着と二桁着順だった馬が、それぞれ1勝を挙げている。
二桁着順だった馬が1勝を挙げてはいるが、4着以内だった馬が残りの9勝を挙げている事から、やはり近走好調馬が優勢と見ていいだろう。
●枠番・馬番
枠で最多は4枠で3勝を挙げている。これに続くのが1枠と5枠でそれぞれ2勝を挙げている。その逆で未勝利の枠は6枠と8枠の外枠が勝てていない。
ここから細かく馬番で見てみると、最多勝を誇っているのは8番で3勝も挙げている。この逆で過去10年3着内すら入った事のない馬番こと「死の馬番」の存在も判明した。
その馬番とは、11番ダノンスコーピオンと14番ビクターザウィナーの2頭が残念ながら該当してしまった。果たして2頭は「死の馬番」の逆境を跳ね返せるのか注目してみるのも面白いかと思う。
以上の4項目をおさらいすると
●前走1200mか1600mを走った馬。
●セントウルS,北九州記念、安田記念、CBC賞を走った馬。
●前走4着内と結果を残した馬。
●6枠と8枠と死の馬番以外の馬。
この4つ全て該当した勝ち馬候補は②トウシンマカオ、⑥ママコチャ、⑧モズメイメイの3頭となった。
果たして、データから導き出された3頭から勝ち馬が現れるのか?
発走は9月29日の中山競馬場11レース、15時40分予定。
公開日:2024.09.27