JRAから7頭、地方から5頭の猛者達が集結
芝レースでは先週の宝塚記念が終わり、2023年の折り返し地点にたどり着いた。そして、6月28日には大井競馬場でダートの上半期の総決算レース「帝王賞」が開催される。今回はJRAから7頭、地方から5頭の猛者達が集まった!!
そこで、上半期の王者の椅子にどの馬が座るのか!?過去10年のデータから導き出していく!!
1.馬齢
馬齢では、4歳馬が強くトップの5勝を挙げている。続くのが5歳馬と6歳馬でそれぞれ2勝を挙げ、残りは8歳馬の1勝となっている。
やはり中心は若い馬で、特に4歳馬は8連対もしており連対率でも他の世代の2倍、40%という数字を叩き出している。そのため、4歳馬が出てきたのなら外せない存在となる。
2.前走クラス別
前走GⅠ級を走った馬が6勝でトップの成績を収めている。残りはGⅢクラスの4勝。この結果から、まずは重賞クラスを走っていないと勝てないレースであることが分かる。なお、2020年サウジカップは当時は重賞扱いではなかったが、その後GⅠへ昇格しているため、GⅠ級として扱っている。
3.前走着順別
前走を勝った馬が最多の4勝を挙げている。続くのが3着だった馬で3勝。残りは5着だった馬が2勝、7着だった馬の1勝となっている。ここで意外なのが、偶数着順の馬は勝っていないという事だ。そのため前走で偶数着順だった馬を勝ち馬から外すのもアリかと思われる。
4.枠番・馬番
枠では7枠だけ勝利がないが連対実績があり、また枠での最多勝も2勝止まりと枠により有利不利は少ない。これを細かく馬番で見てみると、3着内に一度も入った事のない「死の馬番」があることがわかった。
その馬番とはハギノアレグリアスが入った12番である。残念ながら⑫ハギノアレグリアスは、ここで勝ち馬候補から消えてしまった。
4つのデータおさらい
1.馬齢は4歳から6歳
2.前走GⅠ級かGⅢに出走
3.前走5着以内で、奇数着番
4.死の馬番の12番以外
この4つのデータに合致したのは、②クラウンプライド、④メイショウハリオ、⑧プロミストウォリアの3頭となった。ただし、帝王賞を連覇した馬は未だ1頭も現れていないというデータがあり、そのため今回は④メイショウハリオは消しとする。残ったのは②クラウンプライドと⑧プロミストウォリアの2頭である。
果たして、データ通りの結果となるのか!?前半の王の椅子に座るのはどの馬か!?
発走は6月28日、大井競馬場 11レース 20時10分予定。
公開日:2023.06.28