無数の死の馬番が存在する天皇賞(秋)! その一方で最多の勝利数を誇る「天使の枠」に入った勝ち馬候補とは!?
10月30日に東京競馬場で開催される秋の中距離王者決定戦!! 「天皇賞(秋)」が開催される。
国内外のGⅠ馬5頭を筆頭に15頭の実績馬が出走を予定している。
その難解な天皇賞(秋)だが、過去10年のデータから勝ち馬を炙り出していく!!
1,馬齢
5歳馬が6勝と過去10年では一番多く勝っている。次いで4歳馬3勝、3歳馬1勝となっている。6歳以上のベテラン馬が最後に勝ったのが2009年の8歳馬・カンパニーまで遡らないといけない。
そのため、直近10年では1頭も勝ち馬が出ていない6歳馬以上のベテラン馬には厳しいデータとなった。
2,前走クラス
さすが中距離王者決定戦と言うべきか、前走クラスでGⅢ以下を走った馬の勝利はない。
GⅡ組が6勝、GⅠ組が4勝となっている。
3,前走着順
前走2着だった馬がトップの4勝を挙げ、前走1着と3着、9着だった馬が2勝ずつを挙げている。
以上から前走で3着以内を確保していないと勝つのは厳しいと判断したい。
ちなみに前走9着馬は12年・エイシンフラッシュ、17年・キタサンブラックと共に東京競馬場でのGⅠウィナーだった。
4,枠番・馬番
枠番では、大外8枠だけが勝っていない。その逆で2勝以上を挙げた枠は4枠のみで、計4勝を挙げている「天使の枠」である。
これを細かく馬番で見てみると、3着内に入ったことのない「死の馬番」が無数に浮かび上がってきた!!
その馬番は③⑪⑬。今年は③パンサラッサ、⑪レッドガラン、⑬アブレイズの3頭が該当することに!! とくに③パンサラッサは人気の一角を背負う馬であり、かなり逆境となった。
以上から、4歳or5歳馬で、前走GⅡ以上を走り3着内だった馬で、「死の馬番」に入っていない馬が勝ち馬候補として炙り出される。
その馬は⑨ジャックドール! これが勝ち馬候補として浮かび上がってきた!!
それ以外に、3歳馬は勝ちが少ない馬齢のため1項目には合致しなかったが、枠順では天使の4枠に入った⑦イクイノックスも軽視は出来ない結果となった。
果たして秋の中距離王者決定戦を制するのはどの馬か!?
発走は10月30日の東京競馬場11レース、15時40分予定。
公開日:2022.10.29