ヴィクトリアマイルの勝ち馬を過去10年のデータから炙り出せ!!
15日の日曜日は、東京競馬場で古馬牝馬マイルの頂上決戦「ヴィクトリアマイルGⅠ」が開催される。
前半戦唯一の古馬牝馬限定GⅠレースのため、錚々たるメンバーが集まった。
少し名前を上げると、3冠馬の①デアリングタクト、白毛のGⅠホース⑤ソダシ、2021年大阪杯馬の⑬レイパパレなど、出走表を見て思わずワクワクしてしまうほどだ。
その豪華メンバーの中で、栄冠を手にするであろう牝馬を過去10年のデータから炙り出しいく!!
1,前走クラス
前走GⅢ以上を走った馬からしか、勝ち馬は現れていない。
かつGⅠを走ってきた馬は唯一の勝率10%越えを達成しており、グレードの高いレースを走って来た馬が結果を出している。
2,前走着順
ヴィクトリアマイルが、毎回波乱傾向なのが分かるデータとして、前走着順による好走パターンを見ると分かる。
なぜなら、前走1着だった馬は勝っていないからである。さらに3着以内の入った馬で見ても合計で1勝しかしていない。
逆に4着、5着だった馬から計3勝、6着以下だった馬は6勝も挙げているほど、前走から逆襲してくる馬が多い。
3,枠番・馬番
枠番では1枠が3着までしか来ておらず、不利傾向である。
その他は4枠、5枠、8枠も勝ってはいないが、ともに2着3回と好走しているため、1枠以外は枠による不利はないと考えていいだろう。
ただ、これを馬番で見てみると、2番、17番は一度も3着以内すらない死の馬番となる。その死の馬番に、人気の②ソングラインと古豪⑰シャドウディーヴァが入ってしまった。
さらに、馬番別過去データを見ると1番が3着4回と複勝率では最高の数字40%を叩き出している。そのため①デアリングタクトは3着付けするのを推奨する。
以上の3つのデータから、前走GⅠレースに出走し、6着以下で枠番、馬番でも勝ち馬を輩出している7枠⑭番のエリザベス女王杯馬・アカイイトが勝利に最も近いと判断したい。
果たして、①デアリングタクト、⑤ソダシ、⑬レイパパレがデータを覆して勝つか? それとも、やはりデータ通りなのか?
発走は、5月15日の東京競馬場11レース、15時40分予定。
公開日:2022.05.14