ドラ6入団ながら、昨季日本シリーズ登板の戸郷翔征
巨人の戸郷翔征投手が16日のロッテ戦で先発。5回を1安打無失点で切り抜け、開幕ローテ入りに大きく前進した。
高卒2年目というとまだ若いが、過去の大投手の中には、この年齢で飛躍し始めた選手も多い。巨人では桑田真澄が1年目は2勝(1敗)にとどまったが、2年目は開幕からローテ入りして活躍。前半戦だけで12勝するなど、15勝6敗。防御率2.17で最優秀防御率と沢村賞を獲得。
他球団ではダルビッシュ有が2年目12勝5敗で防御率2.89。大谷翔平は2年目に11勝4敗の防御率2.61(打者としても.274の10本塁打)という成績を挙げている。
上記3名は高校時代からスターのドラ1入団組だが、オリックス山本由伸はドラフト4位入団。2年目の2018年に中継ぎとして54試合に登板し、32Hの防御率2.89と大きな飛躍を果たした。
戸郷翔征は偉大なる先達たちに近づくことが出来るか。今季の初登板は2カード目の広島戦が濃厚である。
公開日:2020.06.17