SPORTS COLUMN
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安打製造機とスラッガー二つの顔を持つ小さな大打者!若松勉

Text:張ヶ谷勝利

球界のリトルスラッガー列伝

コイツら、小さな体でタダモノじゃない!

プロ野球界を代表するスラッガーは「見た目」からして常人離れしている選手がほとんど。しかし現在、日本人の平均身長程度ながら驚異の打棒を誇る「小さな大打者」が球界を席捲しつつある!

安打製造機であり、稀代のスラッガーでもある!

若松勉/東京ヤクルトスワローズ
●身長168cm

ミスタースワローズ・若松勉といえば、168センチの小さな身体ながら首位打者2度、通算2173安打、通算打率.319(NPB 歴代2位、日本人1位)を誇る「小さな大打者」として有名だ。現役引退後にはヤクルトの打撃コーチ、2軍監督を経て1軍監督に就任。2001年にはチームを日本一へと導くなど、指導者としても確かな実績を残した。温厚な人柄でも知られ、同年のリーグ優勝決定後のあいさつでファンに向かって発した「おめでとうございます!」のコメント(本当は「ありがとうございます!」と言おうとしたという)は、レジェンドの人柄を表すにはうってつけのエピソードだろう。 現役時代のイメージは残した数字からも分かる通り「安打製造機」。しかし、記録を紐解くとキャリア通算で2ケタ本塁打を12度、20本塁打以上を2度、通算でも220本塁打を記録するなど、「スラッガー」と呼ぶにふさわしい数字も残している。ヤクルト一筋のレジェンドは、安打も長打も放てる、まさに「小さな大打者」だったのだ。

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