プロ10年目にして規定打席到達の荻野貴司
12日の本拠地ZOZOマリンで行われた西武ライオンズ戦で自身初となる規定打席到達を成し遂げた荻野貴司。
2009年のドラフト1位で千葉ロッテマリーンズに入団し、社会人からの即戦力として期待され、球団では25年ぶりとなる新人外野手の開幕スタメン出場を果たすなど入団1年目から期待に応える活躍を見せていた。
しかし1年目のシーズン途中で半月板損傷というケガをしてしまってから荻野貴司の過酷なプロ野球人生が始まった。
そこからは毎年のようにケガに悩まされ、ケガが治りきらないまま試合に出場し、またケガを増やすという悪循環に苛まれた。
しかし荻野貴司は諦めることなく、ケガをしない体作りに懸命に励み、プロ野球人生10年目にしてようやく規定打席到達までこぎつけた。
過去9年間で1シーズンをフルで戦ったことのない荻野貴司だが、今シーズンここまで戦っても今年は特に体に痛いところがないと今シーズン戦い抜ける自信を語っている。
プロ10年目にして規定打席到達という目標をクリアした荻野貴司には、勢いそのままにぜひ首位打者の座も掴み取ってほしいものだ。
公開日:2019.08.14
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