打率.288でパ打率トップ10に名を連ねた鈴木大地
今シーズン、打率.288、打点68、本塁打15と結果を残した鈴木大地。
FA権を行使することを表明した鈴木大地は、内野ならポジションを問わず、外野も守れるオールマイティーで特に二塁を守れる守備力が魅力的だ。
打撃でも今シーズンも二桁本塁打を放っており、出塁率.373はパ・リーグ第7位と好出塁率だ。
そんな二塁をしっかり守れる鈴木大地に注目するのは、巨人だ。屋外球場で15本のホームランを打てれば、東京ドームであれば、20本は打てると評価し、守備面だけでなく打撃面でも期待を寄せる。
巨人は今シーズン、最終的に二塁のスタメンを勝ち取った選手がいなかっただけに、ここに鈴木大地が入ればと思うと喉から手が出るほど欲しいだろう。
その他には、ここ数年正二塁手を欠くソフトバンクと海外FA権行使の可能性が高い秋山翔吾の穴を埋めたい西武ライオンズ、今シーズン5位に終わり、積極的な補強を目指す中日ドラゴンズ、そして内野の選手層を厚くしたいチーム事情がある楽天イーグルスが本格調査を進めている。
4年に渡り、チームキャプテンを務め、ロッテの顔とも言える鈴木大地が残留か他球団のユニフォームに袖を通すのか注目が集まる。
公開日:2019.10.29