ヒット&盗塁でエチェバリアの先制打演出した
7月29日、エキシビションマッチの阪神タイガース戦に、「1番・中堅」で先発出場した荻野貴司は、3打数1安打1盗塁と初回先頭打者でヒットと盗塁を成功させ、エチェバリアの先制タイムリーヒットを演出した。
初回、先頭打者で打席に立った荻野貴司は、阪神タイガース先発の二保旭の3球目144キロのストレートをレフトへ運び出塁すると、藤原恭大、中村奨吾が二者連続で空振り三振に倒れるも、エチェバリアの打席で盗塁を成功させ、2アウト2塁とチャンスを広げ、エチェバリアが二保旭の3球目137キロのフォークをセンターへ弾き返す先制タイムリーヒットを放った。
初回先頭打者でヒットを放ち、自慢の足でチャンスを演出し、エチェバリアの先制タイムリーヒットでホームに生還した荻野貴司は、納得の表情を見せた。
荻野貴司は、リーグ前半戦83試合に出場し、339打数104安打31打点6HR15盗塁、打率.307と結果残し、シーズン惜しくも届かなかった打率3割突破へ向け、いい状態でオリンピックブレイクを迎えた。
エキシビションマッチに突入しても、要所でヒットに盗塁を成功させるなど、好調を維持する荻野貴司には、この調子を維持し、リーグ後半戦でも躍動してもらいたい。
公開日:2021.07.30