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【ロッテ新戦力査定/評価:A】佐々木朗希と完全試合達成の松川虎生!オスナの活躍は衝撃的

12球団完全データファイル2022

オリックス&ヤクルトがともにリーグ連覇を飾った2022年。多くの記録も生まれたメモリアルなシーズンを、詳細データをベースに12球団ごとに細かく振り返ろう!

【新戦力査定/評価:A】ドラ1・松川が開幕捕手!オスナはやはり反則級!!

今季開幕マスクを託されたのは、ドラ1・ルーキーの松川虎生。2006年の炭谷銀仁朗(当時西武)以来の高卒新人捕手開幕スタメンだった。シーズンを通しては76試合で打率・173、自慢の強肩も盗塁阻止率・237と不発だったが、佐々木朗希とのバッテリーで完全試合を達成するなど、見所は十分。ファン投票のみならず、選手間投票でもオールスターに選出されており、ライバルたちも一目置いている。

ドラフト組ではドラ3・廣畑敦也が30登板、ドラ5・八木彬が22登板。いずれも勝ちパターン昇格はならなかったが、社会人出身の即戦力としては及第点の登板数だ。

ゲレーロは前評判通り、160キロ超の剛速球で49登板で24ホールド、防御率3・52。調子の善し悪しが日によってガラッと変わるが、奪三振率12・33は出色だ。

そして何といっても6月に加入したオスナの活躍は衝撃的だった。メジャー通算155セーブの実績を持ちながらもDV騒動や右肘故障の影響で評価を落とし、昨季からメキシコでプレーしていたが、その実力は本物。29試合で防御率0・91と圧倒的な数字を残した。まだ27歳と若く、メジャーとのマネーゲームになれば、残留は厳しいか。


出典:『がっつり! プロ野球(33)』

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