引きこもりから成り上がり!守備職人の壮絶な野球人生
岡田幸文:2008年育成ドラフト6位指名
ロッテの外野の花形であった岡田幸文はなんと引きこもり経験者だ。
高校時代は作新学院でプレー。将来を嘱望され、日大に進んだものの、入学してすぐに左肘を故障。全治1年以上と告げられ、お先真っ暗になった岡田は大学を中退。実家で引きこもってしまう。
だが、野球への愛は消えなかった。怪我が完治した2004年に全足利クラブに入り、全日本クラブ選手権制覇などに貢献。俊足好守の外野手として名を馳せ、2008年に育成ドラフト6位でロッテに指名された。
しかし、岡田にはすでに2人の子どもがいた。11歳年上の妻は猛反対。それでも「2年だけやらせてくれ」 と懇願し、念願のプロ入りを果たしたのだった。25歳の男はやるしかなかった。妻子を栃木に残し、単身赴任で奮闘。1年目に支配下登録を果たし、守備の名手として記憶に残る活躍を見せた。
公開日:2019.10.23
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