体格買いが功を奏した典型!最速143キロが大成長!
国吉佑樹:2009年育成ドラフト1位指名
今季、自己最速の161キロを記録した国吉佑樹。だが、高校3年時は最速143キロに過ぎない未完の投手だった。
そんな国吉が育成指名された一番の理由は体格だ。194センチ86キロの“ガタイ”はロマンの塊だった。入団1年目には右肩痛を発症したが、怪我の功名で下半身を強化する機会を得た。
ダイヤモンドの原石はみるみるうちに成長。2011年には早くも球速は151キロに到達し、7月に支配下登録を掴んだ。
この頃には体重は15キロ増で3ケタになっていた。身長も2センチ増の196センチに。恵まれた体格がさらに恵まれ、爆発力を得たのだ。その後も筋力面での上積みがあったからこそ、160キロ投手に成長できたのだ。
振り返れば高校時代の国吉は「長い枝」みたいなものだった。葉や実を想像した青田買いが功を奏した典型例だろう。
写真:あもあもだいち
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公開日:2019.10.30
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江尻慎太郎、攝津正。引退しても共に歩く道。