初回から盤石な投球を見せた山本由伸
6月7日に京セラドーム大阪で行われた広島東洋カープとの練習試合に先発出場し、5回途中を81球4安打4三振1四球3失点という結果で終えた山本由伸。
5回に會澤翼の当たり損ねた内野安打を許し、そこから3失点はしたもののエースとしてしっかり試合を作り、オリックスバファローズを勝利に導いた。
特に圧巻だったのは初回のピッチングだ。初回と言えばどの投手も不安定で上手く入れないと大量失点してしまうことも多々ある。
そのような立ち上がりの場面で山本由伸は全く不安を感じさせない圧巻のピッチングを見せたのだ。
ピレラを空振りの三振に打ち取ると、続く菊池涼介をショートゴロ、西川龍馬をショートフライに打って取り、わずか12球で初回を終えた。
これだけスムーズに初回を終えてもらえると、オリックス打線も波に乗りやすく、初回から打線が繋がり一挙三点を奪う先制攻撃に成功した。
初回から不安なく、スムーズに終え、味方の攻撃を促すことができる山本由伸こそ新球界のエースと言える投手なのではないだろうか。
今シーズン山本由伸が何勝するのか楽しみだ。
公開日:2020.06.09