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日米通算100勝100S100Hの『トリプル100』を達成!上原浩治

Text:福嶌弘

2018年プロ野球PICKUP記録

さまざまな記録が生まれた2018年のプロ野球。偉大なスラッガーと並んだ大記録や不名誉すぎるワースト記録まで、選手たちが残した軌跡に注目して、2018年度のプロ野球を振り返ろう!!

変遷を遂げた沢村賞投手が日本人初の偉業を達成

●上原浩治(読売ジャイアンツ)
【2018年度に達成された記録】
トリプル100:日米通算100勝100S100H

投手の分業制が進むプロ野球界。年々中継ぎ投手の価値が高まってきているが、その中でマルチな活躍を見せたのが上原浩治である。プロ入り当初の上原は沢村賞を2度獲得する本格派の投手だったが、メジャーへの移籍前後にはセットアップ、クローザーを担うように。2017年までの通算成績は134勝128セーブ、8ホールド。巨人復帰が決まったことで日米通算100ホールドの達成は時間の問題のように思われた。その時が訪れたのは7月20日の広島戦。3番手として登板した上原浩治は1イニングを無失点に抑えて日米100ホールドを達成。それと同時にプロ野球史上初となる100勝、100セーブ、100ホールドの「トリプル100」の達成者にもなった。長らく中継ぎ投手の地位向上を訴えていた上原浩治らしい偉大な記録と言えるだろう。
(記録は2018年度末時点でのものです)

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