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令和の鉄人襲名へ!通算800登板&400ホールド達成期待の宮西尚生

Text:西尾典文

プロ野球2022達成期待の記録はコレ!

昨年は栗山巧(西武)の2000本安打達成に沸いたプロ野球。今年も多くの選手に大記録達成の期待がかかるが、その中から特に注目の記録をピックアップした。

通算ホールドは既に1位!更なる高みへ腕を振る

宮西尚生/北海道日本ハムファイターズ
『令和の鉄人襲名へ!通算800登板&400ホールド!』

昨年は開幕から不調で4月下旬からは約1カ月間2軍調整を経験。長いキャリアで2番目に悪い防御率に終わるなど苦しいシーズンとなったが、入団以来継続している50試合登板を14年連続に伸ばした。これでプロ入り14年間に積み上げた登板数は784試合となり、藤川球児(782試合)を抜いて歴代8位に浮上。次の節目は800試合となるが、例年通りの仕上がりを見せれば、シーズン序盤にクリアする可能性は高い。

もう一つの注目があと27に迫った通算400ホールドだ。一昨年は21、昨年は15と過去2年間は成績を落としているためこちらに関しては微妙なラインではあるが、それ以前の成績を考えれば決して不可能な数字ではない。一昨年は一時期抑えに回った影響もあっただけに、クローザーの杉浦稔大の状態も大記録達成には重要になりそうだ。投手、野手とも若手が多いだけにその存在感は年々大きくなっているが、今年もフル回転でチームを支えてくれることだろう。

出典:『がっつり! プロ野球(31)』

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