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レロン抜いてNPB通算打率1位も視野!4000打数到達期待の柳田悠岐

Text:西尾典文

プロ野球2022達成期待の記録はコレ!

昨年は栗山巧(西武)の2000本安打達成に沸いたプロ野球。今年も多くの選手に大記録達成の期待がかかるが、その中から特に注目の記録をピックアップした。

通算7度の3割マーク!レロン超えも十分視野に

柳田悠岐/福岡ソフトバンクホークス
『今季の4000打数到達は確実!NPB通算打率1位!』

これまで首位打者2回、最多安打1回、最高出塁率4回など数々のタイトルを獲得してきた柳田。豪快なフルスイングのイメージが強いが、規定打席に到達した8度のシーズンのうち打率3割を下回ったのはわずかに1度だけと、その確実性の高さは球界でもトップクラスだ。NPBの通算打率として対象となる4000打数まであと54に迫っており、シーズン早々にクリアすることが予想されるが、注目はトップに立てるかという点だ。

現在の柳田の通算打率は・319で、歴代トップのレロンが持つ・320に肉薄している。4000打数到達時点で上回るには54打数22安打と4割を超えるペースで打ち続ける必要があるため、かなりハードルは高いように感じる。しかし仮に最多安打を獲得した一昨年と同じ成績を残せば、シーズン終了時点での打率は・321とレロンを抜いてトップに立つことになる。どんな選手も現役晩年は成績が落ちるため、引退時にトップとなるのは柳田でも簡単なことではないが、今年もヒット量産に期待したい。

出典:『がっつり! プロ野球(31)』

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