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都立高出身者で初の“ドラ1野手”!セ本命はブライト健太【新人王は誰の手に?プロ野球2022】

Text:徳吉刑事

新人王は誰の手に?プロ野球2022

異例の6球団が一本釣りに成功した昨ドラフト。“都立の星”のスラッガーを筆頭に、17年センバツV腕、一芸に秀でた“スピードスター”など「清宮改メ村上世代」が粒ぞろい!

セ本命はブライト健太!輝く“都立の星”!

セの本命は、中日が各紙の予想通り“一本釣り”を決めたブライト健太(上武大)だ。外野手の層の薄さが長年課題だったチームにとって、まさにうってつけな右の長距離砲。184センチ、キロ。ガーナ人譲りの父の身体能力を持つ、近年トレンドの“大型ハーフ野手”だ。しかし上武大では、3年秋つなどの工夫かつ、タイミングの取り方を見直した。すると4年春にその打棒がついに開花。昨6月の大学選手権ではチームを17年以来の4強に導き、驚異の打率・615をマーク。

また初戦の西日本工大戦では、後に“ドラ1競合左腕”となった隅田知一郎(現西武)から決勝打となる先制弾を放つなど計4試合で2本塁打5打点の大暴れ。全く無名の存在から、一気にドラ1へ駆け上がった“シンデレラボーイ”だ。ちなみに、都立高出身者では初の“ドラ1野手”。同出身では球界史上初となる新人王の快挙達成で、その名の通り“ブライト”なルーキーイヤーを送りたい!

出典:『がっつり! プロ野球(31)』

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