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新人王獲得すればパリーグ史上初超激レアケース!“安打製造機”覚醒期待の柳町達

Text:徳吉刑事

新人王は誰の手に?プロ野球2022

異例の6球団が一本釣りに成功した昨ドラフト。“都立の星”のスラッガーを筆頭に、17年センバツV腕、一芸に秀でた“スピードスター”など「清宮改メ村上世代」が粒ぞろい!

パのネクストブレイク候補は柳町達!

通算60打席とギリギリで新人王資格を残している大卒3年目の柳町達(ソフトバンク)に期待したい。慶大では、リーグ歴代13位の113安打&高橋由伸(元巨人)以来となる全試合スタメンフル出場を達成。シュッとした顔立ちには似つかわぬ(?)鉄人っぷりを発揮した。さらに選球眼抜群かつファーストストライクを逃さず仕留める広角打法の持ち主だ。

2年目の昨季は、8月のウエスタン月間MVPを受賞。また同リーグ打率2位の成績を収めて最多安打のタイトルを獲得。その片鱗を見せた。すると、公式戦チーム最終戦の10月25日ロッテ戦で、プロ初本塁打&初猛打賞をマーク。ついに“安打製造機”覚醒を予感させた。直属の後輩・正木の入団で、ウカウカしていられない。“塾高&慶大の先輩”として、意地を見せたい。なお大卒3年目野手が新人王獲得すれば、リーグ史上初の超激レアケースとなるが、果たして!?

出典:『がっつり! プロ野球(31)』

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