野球人の同級生調べてみた!
同期入団はマスコミもライバルと煽ったりするけど、同期生まれは不思議と注目されない球界。でも意外な大物同士が実は同級生だったりするから、プロ野球は面白い!
菅野智之が生まれた1989年
【彼らが生まれた年こんな事がありました!】
●元号が昭和から平成に
●手塚治虫が死去
●消費税がスタート
●美空ひばりが死去
●巨人が3連敗4連勝で日本一
「大豊作」といわれたマー君世代の1コ下、1989年度生まれが高校3年時のドラフトは5球団競合の由規、4球団競合の中田翔、2球団競合の唐川侑己がBIG3と呼ばれ、話題を独占していた。同年は、裏金問題で西武に高校生ドラフト上位2枠分の指名権がなく、実質全球団がこの3名に競合。しかし裏を返せば、BIG3以外に有望な高校生がいなかったとも受け取れる。では実際のところどうかというと、西武を除く各球団の高校生ドラフト1位指名選手で、これまでに活躍したと認められる選手は、競合した3選手と、はずれ1位で2球団が競合した岩嵜翔、そして巨人のはずれ1位だった藤村大介の5選手。それだけいれば十分のような気もするけど、高卒1年目から1軍定着した選手はいない。しかし、この年生まれの選手たちは、意外と堅実な成長も見せている。先述の競合した5選手は、4年目までにほぼ一軍定着を果たしているし、下位指名組からも巨人の中井大介、広島の丸佳浩が頭角を現した。さらに注目すべきは大学進学組。1年ドラフトの目玉となった菅野智之(巨人)、藤岡貴裕(ロッテ)、そして2012年のセ・パ両リーグの新人王である野村祐輔(広島)、益田直也(ロッテ)とタレント揃い。ちなみに、広島には野村祐輔と同じ1989年6月24日生まれの安部友裕が在籍している。安倍友裕は2007年の高校生ドラフトの1位指名選手。同じ球団に同じ誕生日のドラ1が2人いる、というのは珍しい。さらに、菊池涼介も1989年生まれと強いカープの礎を作った世代とも言える。
主な1989年度生まれの著名人
▶︎野球界
唐川侑己/菊池涼介
菅野智之/中田翔
中村晃/野村祐輔
藤岡貴裕/藤村大介
益田直也/丸佳浩
由規
▶︎その他著名人
南明奈/立石諒/溝端淳平
道重さゆみ
ダニエル・ラドクリフ
岡田将生
倉持明日香
清武弘嗣/桐谷美玲
三浦皇成/錦織圭
柿谷曜一朗/ローラ
『がっつり!プロ野球27号』10月6日発売!!
公開日:2021.01.27
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