助っ人外国人列伝/ホエールズ&ベイスターズ編
昔から左右の強打者が多く活躍し、ハマのファンから愛されたホエールズ&ベイスターズの助っ人たち。キャラが濃く、実力派揃いの歴代助っ人を振り返る!
陽気なキャラで頼りになる4番は「マリオ」の愛称で子供たちにも人気!
横浜大洋通算成績5年:(1986〜1990)
533試合 打率.296 119本塁打 389打点
典型的なプエルトリカンの顔つきでどことなくミヤーンに似ているカルロス・ポンセ。メジャーでの実績はなかったが、名スカウトの牛込氏が日本での適性を見込んで1986年に来日。中距離砲として1年目から主軸に座り、高木豊、加藤博一、屋敷要のスーパーカートリオが出塁してポンセが返す黄金パターンを確立。1986年は三冠王のランディ・バースがいたためにタイトルを逃したが、打率.322、27本塁打、105打点と文句のない成績を残した。翌年からは長打力に磨きがかかり、1987年は打点王とベストナイン、1988年には本塁打と打点の二冠王に輝いている。1990年に引退した後はマイナーリーグのコーチなどを務め、現在は高齢者サービスに携わっている。2017年には横浜スタジアム改修の記念試合に出場して元気な姿を見せた。
『がっつり!プロ野球26号』1月30日発売!!
公開日:2020.04.16