助っ人外国人列伝/ホエールズ&ベイスターズ編
昔から左右の強打者が多く活躍し、ハマのファンから愛されたホエールズ&ベイスターズの助っ人たち。キャラが濃く、実力派揃いの歴代助っ人を振り返る!
勝利を呼ぶ猛打が炸裂していただけに残留していれば歴史が変わった!?
タイロン・ウッズ
横浜通算成績2年:(2003〜2004)
266試合 打率.285 85本塁打 190打点
韓国の斗山ベアーズで数々のタイトルを獲得してチームの優勝に貢献したタイロン・ウッズがベイスタース入りしたのは2003年。当初、同じく新加入のスティーブ・コックスの控えと考えられていたウッズだが、シーズンが始まると弾丸ライナーのスタンドインを連発して立場が逆転。1年目から本塁打王に輝き、翌年は100打点を超えて連続本塁打王とハマのファンを喜ばせた。だが、当時のベイスターズは選手の複数年契約を認めず、まさかの退団となってしまった。中日に移籍してしたウッ
ズは、広い名古屋ドームに移ることで成績が下がると懸念されるも、圧倒的なパワーにそれは杞憂だった。打率も上がってより勝負強くなり、絶対的な主砲としてリーグ優勝にも貢献。超優良助っ人を逃した代償は大きかった……。
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公開日:2020.04.21