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韓国から日本球界に移籍した第一号!日韓で大記録残したレジェンド!宣銅烈

Text:橋本雅生

助っ人外国人列伝/ドラゴンズ編

埋もれた外国人選手の発掘に定評がある中日ドラゴンズ。竜ファンが愛して止まない歴代助っ人をプレイバック!

日韓で大記録を打ち立てたレジェンドは親日家として指導者としても手腕を発揮!

宣銅烈
中日通算成4年:(1996〜1999)
162試合 10勝4敗98S 防御率2.70

150キロ強のストレートとほぼスピード差がない高速スライダーを武器に韓国球界で通算146勝、132セーブ、防御率1.20と桁外れの成績を引っ提げ、日本球界への移籍選手第一号となった宣銅烈。巨人との争奪戦の末、1996年に中日入り。初年度こそ文化や言葉の違いなどが影響し、韓国時代ではありえない成績で期待を裏切ったが、宣は並の選手ではなかった。オフを返上して日本語の習得や日本式のトレーニングに励むと、翌年は38セーブ、防御率1.28でセーブ王を獲得。親日家にして努力家の宣は、「名古屋のアンバンマン」と呼ばれ1999年まで絶対的守護神として君臨。惜しまれつつもこの年に引退した宣は、韓国球界の監督やWBCでのコーチを務め、東京五輪までの契約で韓国代表の監督として指揮をとっていたが、2018年11月に辞任した。

 

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