助っ人外国人列伝/読売ジャイアンツ編
優良&愛されキャラまで!球界の盟主でプレーした助っ人たち!
今回の助っ人外国人列伝はジャイアンツを大特集!12球団で最も多くの助っ人外国人が入団した同チームの中で、選りすぐりの助っ人たちを紹介する。
1990年代では当たり助っ人だったがコストフォーマンスが悪すぎた!?
シェーン・マック
巨人軍通算2年:(1995〜1996)
247試合 打率.284 42本塁打 127打点
FAで落合博満などの4番バッターを集めることに躍起になっていた結果、リードオフマンが固定できないお粗末な事態に陥っていた巨人。慌てた球団が1995年に年俸4億円で獲得したのがシェーン・マックだ。マックはパドレスとツインズの主軸として活躍。メジャーで4年連続2ケタ本塁打などの実績を持っていたことから日本で怠慢プレーをするのではとの懸念があったが、異国の野球に馴染もうと真摯な姿勢で取り組んだ真面目助っ人である。その甲斐あって1年目は打率.275、20本塁打、12盗塁を記録して1番打者の役割を果たし、翌年はメークドラマの立役者の一人として存在感を見せた。守備でも俊足を活かしたダイビングキャッチなどの好プレーを連発してファンを喜ばせる。だが、高額年俸が影響して2年で退団している。
『がっつり!プロ野球26号』1月30日発売!!
公開日:2020.05.19