助っ人外国人列伝/読売ジャイアンツ編
優良&愛されキャラまで!球界の盟主でプレーした助っ人たち!
今回の助っ人外国人列伝はジャイアンツを大特集!12球団で最も多くの助っ人外国人が入団した同チームの中で、選りすぐりの助っ人たちを紹介する。
大器の片鱗を見せるもケガで一変!引退後の人生はあまりにも悲しい…
趙成珉
巨人軍通算7年:(1996〜2002)
53試合11勝10敗11S 防御率2.84
先が見えない助っ人外国人と契約を結ぶ場合、1〜3年が定石だが、韓国アマ球界で活躍した趙成珉は、伸びしろの高さが期待されて8年の大型契約を結んだ助っ人右腕だ。しなやかなフォームで伸びのあるストレートとスライダーを武器とした趙成珉は、2年目からクローザーとして頭角を現し、1998年から先発に転向。この年の前半だけで7勝を挙げるエース級の活躍をしたが、無理に登板を続けたオールスター戦で右肘を故障すると、その後の人生が大きく狂ってしまう。以後は手術とリハビリ生活を余儀なくされ、2002年に契約を1年残して母国へ帰国。以降は事業家、解説者を経て2005年に韓国球界で現役復帰したが、結果を得られず引退。プライベートでは韓国の人気女優と結婚するも暴力騒動で離婚し、2013年に自ら命を絶ってしまった。
『がっつり!プロ野球26号』1月30日発売!!
公開日:2020.05.20
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