助っ人外国人列伝/読売ジャイアンツ編
優良&愛されキャラまで!球界の盟主でプレーした助っ人たち!
今回の助っ人外国人列伝はジャイアンツを大特集!12球団で最も多くの助っ人外国人が入団した同チームの中で、選りすぐりの助っ人たちを紹介する。
お騒がせ助っ人のイメージが強いが日本で残した記録は計り知れない
タフィ・ローズ
巨人軍通算2年:(2004〜2005)
235試合 打率.267 72本塁打 169打点
いくら実績があっても日本で輝くとは限らないのが助っ人の難しいところ。実際に巨人は1990年代半ばから助っ人の不作が続き、他球団の優良選手を獲得する方針に転換する。そのターゲットになったのが近鉄で左の大砲として暴れ回り、本塁打王3回、打点王2回に輝いたタフィ・ローズだ。巨人に移籍したローズは4番に座ることはなかったが、2004年に外国人では史上初の両リーグでの本塁打王を獲得。ただ、キレやすい性格が災いし、翌年は怠慢な守備を指摘されて激高。「ジャイアンツ大嫌い」の発言は物議を醸し、右肩の故障もあって戦力外に。その後、2007年にオリックスで3年間プレーした後に引退。2015年には元チームメイトの吉岡雄二が監督を務める独立リーグの富山GRNサンダーバーズに参加して元気な姿を見せた。
『がっつり!プロ野球26号』1月30日発売!!
公開日:2020.05.21
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