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巨人の4番を任された韓国人初の助っ人!李承燁

Text:橋本雅生

助っ人外国人列伝/読売ジャイアンツ編

優良&愛されキャラまで!球界の盟主でプレーした助っ人たち!

今回の助っ人外国人列伝はジャイアンツを大特集!12球団で最も多くの助っ人外国人が入団した同チームの中で、選りすぐりの助っ人たちを紹介する。

巨人では満身創痍のプレーが続き2年目以降は期待に応えられず…

李承燁
巨人軍通算5年:(2006〜2010)
458試合 打率.275 100本塁打 256打点

「国民的打者」などの異名を持ち、韓国の英雄として活躍してきた李承燁が2017年に現役を引退した。左右へと広角に本塁打を打ち分ける技術に長けた李はロッテから移籍し、第2次原政権の4番として躍動。初年度は打率.323、41本塁打、108打点のキャリアハイの成績を収めている。しかし、翌年からは左膝や左肩など故障の影響で成績が低下したことに加え、チャンスで打てないスランプに陥ってしまった。さらに調子の波が激しいことから2008年からはスタメン起用が激減し、2010年に解雇されてオリックスに移籍した。ただ、李承燁が凄かったのは日本でビッグマネーを手にした後である。不屈の闘志で韓国球界に復帰し、リーグ新記録の通算1390打点、日韓のプロ野球通算で602本塁打を放つなど、最後まで第一線で活躍した。

 

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