助っ人外国人列伝/読売ジャイアンツ編
優良&愛されキャラまで!球界の盟主でプレーした助っ人たち!
今回の助っ人外国人列伝はジャイアンツを大特集!12球団で最も多くの助っ人外国人が入団した同チームの中で、選りすぐりの助っ人たちを紹介する。
荒れ球を連投して自滅する派手な炎劇も意外と多かった…
マーク・クルーン
巨人軍通算3年:(2008〜2010)
159試合6勝10敗93S9H 防御率2.56
最速162キロのストレートと150キロ強の高速フォークを武器にクローザーとして活躍したマーク・クルーン。横浜時代の計84セーブの実績を引っ下げて2008年に巨人に移籍したクルーンは、外国人助っ人として史上最多の41セーブを記録してタイトルを獲得するなど、初年度からドレッドヘアを揺らして躍動した。2009年は登板回数とセーブ数が減ったが、防御率は1.26と来日以来最高の数字でリーグ2連覇と日本一に貢献。しかし、もともと荒れ球の多いことから2010年のシーズンは試合をぶち壊す「クルーン劇場」が目立ち、この年で巨人を去っている。クルーンは日本でのプレーを希望していたようだが、高額年俸と年齢的な問題で他球団からお呼びがかからず2012年に引退。2017年6月に7年ぶりに来日し、始球式で姿を見せている。
『がっつり!プロ野球26号』1月30日発売!!
公開日:2020.05.24