助っ人外国人列伝/ライオンズ編
優良&愛されキャラまで!球界の盟主でプレーした助っ人たち!
今回の助っ人外国人列伝は、2017年のペナントで4年ぶりのAクラス入りを果たした西武。優良外国人が多かったライオンズの助っ人たちを振り返る!黄金時代を支えたカリブの怪人から現役助っ人まで!
清原和博の抜けた穴を埋める大活躍!「マルちゃん」の愛称で親しまれた
ドミンゴ・マルティネス
ライオンズ通算2年:(1997〜1998)
263試合 打率.294 61本塁打 203打点
黄金期の礎を支えた秋山幸二、清原和博らがチームを去り、2年連続でペナント制覇を逃した過度期の1997年に入団したドミンゴ・マルティネス。公称102キロの体重は誰が見てもそれ以上あることが明らかで、オープン戦ではまるで打てずにダメ助っ人の烙印が押されていた。しかし、シーズンが始まると豹変し、1年目は打率.305、31本塁打、108打点と、主砲として清原の穴を埋めて余りある活躍でペナント奪還の立役者となった。翌年も同等の成績を残したマルティネスだが、DHでの出場だったために、日本シリーズで起用しにくいために解雇。1999年から巨人に移籍するも、ポジションが清原とかぶるために持ち味を発揮できず、2001年に現役を引退。2006年に中日のスカウトに就任した。西武でのプレーをもう少し見たかった助っ人である。
【初出】がっつり!プロ野球17号
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公開日:2020.05.30