SPORTS COLUMN
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持ち前のパワーに加え投手の癖を読む頭脳派として活躍!ダリル・スペンサー

Text:橋本雅生

助っ人外国人列伝/オリックス,阪急編

怪力三冠王から異色の俊足助っ人まで!

今回の助っ人外国人列伝は、オリックスと前身球団の阪急を大特集。球団の黄金期、低迷期を支えた助っ人たちは記憶に残る実力ぞろい!

日本球界に影響を与えた野球博士は当時人気だった野球漫画にも登場!

ダリル・スペンサー
阪急通算7年:(1964〜1968,1971〜1972)
打率.275152本塁打 391打点

メジャー4球団を渡り歩き、1964年に阪急入りしたダリル・スペンサー。丸太のような太い腕を持ち、独特の風格を漂わせていたスペンサーは実カも本物だった。1年目から主砲として本塁打を量産すると、翌年は南海の野村克也と三冠王争いを繰り広げる。当時は外国人選手にタイトルを取らせたくない風潮もあり、あからさまな敬遠攻めでタイトルには縁がなかったが、チームのパ・リーグ初制覇の原動力となった。投手の癖を見抜く頭脳派でもあり、緻密なデータ野球を日本に持ち込んだ。その姿勢は、後にID野球で名を馳せる野村克也に大きな影響を与えている。阪急には5年間在籍して一度退団し、1971年に選手兼コーチとして復帰。1972年に引退した後はNBC球団ブロンコスの監督などを務め、2017年1月に他界した。

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