助っ人外国人列伝/オリックス,阪急編
怪力三冠王から異色の俊足助っ人まで!
今回の助っ人外国人列伝は、オリックスと前身球団の阪急を大特集。球団の黄金期、低迷期を支えた助っ人たちは記憶に残る実力ぞろい!
気性が荒く乱闘騒動は数知れず!日本を去ってもトラブル続き!
トロイ・ニール
オリックス通算6年:(1995〜2000)
打率.264 136本塁打 435打点
オリックスが最後に優勝した1996年。当時はイチローや田口壮らがブルーサンダー打線を形成していたが、この時に主砲として活躍したのがトロイ・ニールだ。アスレチックスで4番を打ったことがあるニールは、根が真面目な努力家であり、日本の野球にも馴染んで1年目から27本塁打を記録。長距離砲が少ないチームの貴重な大砲となり、2年目は32本塁打、111打点で二冠王に輝いている。1995年からの2年連続リーグ優勝はニールの貢献が大きかった。また、度重なる乱闘騒ぎやトイレに行きたいがあまり急いで打って本塁打にするなど、話題に事欠かない助っ人でもある。そんなニールは2001年に韓国の球団に移籍したが、一般人と揉めて解雇。引退後は養育費の支払いを逃れるために国外逃亡するなど、お騒がせっぷりを発揮している。
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公開日:2020.06.12