助っ人外国人列伝/メジャー出戻り大活躍編
日本で学んで、メジャーで覚醒!?
今回の助っ人外国人列伝は、メジャーとは異なる独自の「日本野球」を経験した後、メジャーに戻ってさらに飛躍する選手が増えている。ここでは、そんな「出戻り大活躍選手」を紹介。
ロングリリーフもいとわない阪神の「新・勝利の方程式の一角!
スコット・アッチソン
NPB通算成2年:(2008〜2009)
NPB通算(2年)117試合12勝9敗48H 防御率2.77
MLB通算 (7年) 205試合10勝10敗29H 防御率3.64
来日が決まった際に、当時マリナーズだった城島健司が「彼は日本向きの投手」と太鼓判を押したアッチソン。阪神勝利の方程式だった「JFK」解体後の2008年にロングリリーフもできる貴重なセットアッパーとして、藤川球児とともに勝利に大きく貢献した。来日2年目の2009年には75試合に登板し防御率1.70という抜群の安定感を誇った。当然、球団も契約延長を望み、ファンもそれを後押ししたものの、「家族のため」と日本を去ることとなった。その後、レッドソックス、メッツでも中継ぎとして成績を残した。
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公開日:2020.07.19