助っ人外国人列伝/メジャー出戻り大活躍編
日本で学んで、メジャーで覚醒!?
今回の助っ人外国人列伝は、メジャーとは異なる独自の「日本野球」を経験した後、メジャーに戻ってさらに飛躍する選手が増えている。ここでは、そんな「出戻り大活躍選手」を紹介。
日本ではまったく活躍せずもアメリカンドリームの体現者!
ラファエル・ベタンコート
NPB通算成績1年:(2000)
NPB通算 (1年) 11試合 1勝2敗 防御率4.08
MLB通算 (11年)635試合 36勝33敗74S142H 防御率3.19
日本では11試合に登板し1勝2敗と思うような成績をまったく残せなかった。来日当時はまだ25歳。めぼしい実績は残していなかったが、それでも「未来のエース候補」「期待の新鋭」との前評判も高かっただけに、多くの横浜ファンを落胆させた。当然、1年限りで横浜を解雇された後、ベタンコートの本当の野球人生が始まったと言えるだろう。右ひじの故障から復活すると2003年にインディアンスでメジャーデビュー。少しずつ頭角を現し始める。その後、メジャーを代表するセットアッパーに成長すると、2012年には2年850万ドル(約6億3800万円・当時)の大型契約を勝ち取った。
【初出】がっつり!プロ野球7号
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公開日:2020.07.20
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