助っ人外国人列伝/ライオンズ編
優良&愛されキャラまで!球界の盟主でプレーした助っ人たち!
今回の助っ人外国人列伝は、2017年のペナントで4年ぶりのAクラス入りを果たした西武。優良外国人が多かったライオンズの助っ人たちを振り返る!黄金時代を支えたカリブの怪人から現役助っ人まで!
日本球界に14年間も在籍!初の外国人FA行使選手!
許銘傑(ミンチェ)
MPB通算14年:(2000〜2013)
301試合49勝49敗39H 防御率4.20
西武に12年、オリックスに2年在籍の息の長い投手だった。「郭泰源2世」として西武に入団後、眼鏡をかけた途端にコントロールが向上。映画『メジャーリーグ』のリアル版として話題となった。スライダーとシュートを武器に相手を揺さぶるスタイルが身上で、カーブ、フォーク、カットボール、チェンジアップと球種も多く、打者を翻弄する投球術で成績を残した。先発はもちろん、セットアッパー、クローザー、敗戦処理とどんな役割も淡々とこなし、監督にとっては使い勝手のいい投手だった。2011年オフにはFA権を行使してオリックスへ移籍。当時の岡田彰布監督に「逃げる投手はいらん」と激怒されたエピソードも。
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公開日:2020.08.09