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カブレラのアドバイスで32HRと覚醒!年を追うごとに打撃が開花したエディ・ディアス

Text:橋本雅生

助っ人外国人列伝/ベネズエラ編

がっつり!プロ野球29号の助っ人外国人列伝は、南米編のベネズエラを大特集!ベネズエラから日本にやってきた助っ人外国人の歴史は意外に古い。NPBで一時代を築いた大物たちを振り返る。

シェアな打撃と守備で低迷するチームを牽引!

エディ・ディアス
NPB通算4年:(1999~2002)
430試合 打率.279 65本塁打 220打点

1990年にマリナーズと契約するもメジャーでは長らく芽が出ず、主戦場を日本に求めたエディ・ディアス。当時、広島は二遊間が手薄になっており、シュアな打撃と堅実な守備が達川光男監督に評価されて1999年に入団した。

1、2年目は守備で貢献するも、2割半ばの打率で本塁打が1ケタと物足りなかったが、2000年のオフにウエートトレーニングを進め、同じベネズエラ出身のアレックス・カブレラのアドバイスを受けて長打力が大幅にアップ。

同シーズンは1試合3本塁打を放つなど、打率・304、32本塁打と覚醒した。だが、翌年はケガの影響で成績を落とし、年俸面で折り合いがつかず退団。その後、韓国とメキシコの球団に移籍し、2007年に母国のウインターリーグに戻って現役を引退。現在は母国で牧場を経営しているという。

出典:『がっつり! プロ野球(28)』

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