助っ人外国人列伝/ベネズエラ編
がっつり!プロ野球29号の助っ人外国人列伝は、南米編のベネズエラを大特集!ベネズエラから日本にやってきた助っ人外国人の歴史は意外に古い。NPBで一時代を築いた大物たちを振り返る。
体重100キロの怪力でアーチを連発したが…
アレックス・カブレラ
NPB通算12年:(2001~2012)
1239試合 打率.303 357本塁打 949打点
1991年にカブスとマイナー契約を結び、以降10年間はメキシコ、台湾などを渡り歩いて2001年に西武入りしたアレックス・カブレラ。
胸囲135センチ、腕周り50センチと鎧のような肉体をしていたカブレラだが、日本に来る前に目立った実績はない。だが、日本では月間15ホーマー、推定飛距離180メートル弾など、超人級のパワーで本塁打を量産。
2002年は当時のシーズン記録の55本塁打を放ち、NPB12年で357本のアーチを描いた。ただ、2005年あたりから身体が小さくなり、本塁打数も減少してきたことから薬物疑惑が取り沙汰されてきた。
日本を去った後のメキシカンリーグでもドーピング疑惑で一時的に永久追放されるなど、過去の実績にケチがついてしまった。現在はベネズエラで牧場を経営し、和牛を育てる実業家に転身している。
出典:『がっつり! プロ野球(28)』
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公開日:2021.11.06