SPORTS COLUMN
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高木豊/加藤博一/屋敷要のスーパーカートリオを3割30本前後の打撃で得点にした!カルロス・ポンセ

Text:橋本雅生

助っ人外国人列伝/中米小国編

今号の助っ人外国人列伝は、中米小国編としてパナマ、プエルトリコ、オランダ領キュラソー島、アメリカ領ヴァージン諸島の助っ人たちをまとめて振り返る!

打って良し走って良し!マリオの愛称で愛された

カルロス・ポンセ
NPB通算5年:(1986~1990)
533試合 打率.296 119本塁打 389打点

口ひげと明るいキャラクターから「マリオ」の愛称でも親しまれたカルロス・ポンセ。プエルトリコ出身で1985年にブリュワーズでメジャーデビューしたが結果を出せず、活躍の場を求めて1986年に来日した。ほとんど実績がなかったため、期待された入団ではなかったが、多くの優良助っ人をスカウトしてきた牛込惟浩の目に狂いはなかった。

ポンセは変化球の多い日本野球にアジャストし、持ち前の打撃センスを開花させる。当時全盛だった高木豊、加藤博一、屋敷要のスーパーカートリオが足でかき回し、安定感抜群のポンセが返す打線を確立。主砲として3割・30本前後を3年間続け、1年目は18盗塁と走れる助っ人としても活躍した。ランディ・バースなど強打者助っ人が多かった1980年代後半の時代に本塁打王1回、打点王2回は申し分ない成績だろう。

引退後はマイナーリーグのコーチやスカウト、大型トラック運転手に少年野球スクール主催など、気ままなリタイア生活を送り、2019年に日本向けのYouTubeチャンネルを開設して近況報告や打撃レッスンを配信中。2020年には台湾リーグ・味全ドラゴンズの打撃コーチとしてチームを2軍優勝に導いている。日本びいきのポンセは日本球界での指導も希望しているという。

出典:『がっつり! プロ野球(28)』

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