助っ人外国人列伝/アメリカ1980年代編
今回の助っ人外国人列伝は、アメリカ編(80年代)。この時代にアメリカからやって来た助っ人外国人は、チームの中心となった実力者が多く、個性溢れる助っ人が大豊作!
4000打数以上の打率・320はいまだに破られない偉大な大記録!
レロン・リー
NPB通算11年:(1977~1987)
1315試合 打率.320 283本塁打 912打点
●派手さはないが抜群の安定感で11年プレー!
トニー・ソレイタと同じく、現在ほど人気がなかった80年代のパ・リーグにはもっと評価されるべき助っ人外国人が少なくない。その筆頭が活躍の場を求めて来日したレロン・リーだ。一旗揚げるために必死だったリーは積極的にナインに混じり、真摯な姿勢で日本野球に慣れようと努力したという。
その結果、来日1年目から打率・317、34本塁打、109打点の好成績で、いきなり二冠に輝く結果を残した。翌年以降のリーは落合博満とのコンビで打ちまくり、10年連続3割越えを達成。
1980年には首位打者のタイトルを獲得しており、生涯打率・320の驚異的な成績を残した。見事に成功したリーは87年に引退し、その後はアスレチックスの打撃コーチを務め、現在は少年野球の指導をしながら日本人妻と暮らしている。
出典:『がっつり! プロ野球(32)』
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公開日:2023.01.19