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在籍6年全てで打率3割超え!阪神を低迷期から脱出させたトーマス・オマリー

Text:橋本雅生

助っ人外国人列伝/アメリカ1990年代編

今回の同企画はアメリカ編/1990年代に突入。助っ人外国人が投打の主軸となり、チームの成績に大きく影響を与えた好選手が次々と登場した“助っ人黄金時代”だ!

在籍6年のすべてで3割超えの打棒!流暢な関西弁のお立ち台で親しまれた

トーマス・オマリー
NPB通算6年:(1991~1996)
742試合 打率.315 123本塁打 488打点


●勝負強いシュアな打撃でチームを救う中距離砲!
メッツなど複数のメジャー球団を渡り歩いて1991年に阪神入りしたトーマス・オマリー。配球を読むことに長けていたことから日本の野球と水が合い、太めの体型ながら器用な打撃を披露する。ジム・パチョレックとともに打線の中軸を担い、低迷していた阪神の2位躍進に貢献。

1993年は首位打者のタイトルを獲得するなど充分な活躍を見せ、関西弁のヒーローインタビューでファンから高い支持を集めた。しかし、首脳陣から本塁打が少ないという理由で解雇になってしまう。そんなオマリーを他球団が見過ごすはずもない。

野村克也率いるヤクルトが獲得すると、阪神を見返すようにキャリアハイの31本塁打を記録し、ヤクルト日本一の原動力となる大活躍を見せた。一方の阪神は後釜の助っ人が機能せず、再び低迷期に突入してしまった。

出典:『がっつり! プロ野球(32)』

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