助っ人外国人列伝/アメリカ1990年代編
今回の同企画はアメリカ編/1990年代に突入。助っ人外国人が投打の主軸となり、チームの成績に大きく影響を与えた好選手が次々と登場した“助っ人黄金時代”だ!
メジャー仕込みの打棒でチームの2連覇に貢献!
トロイ・ニール
NPB通算6年:(1995~2000)
614試合 打率.264 136本塁打 435打点
●芯に当たれば一振りでスタンドイン!助っ人らしい固め打ちで本塁打を量産
アスレチックスでマーク・マグワイアとクリーンアップを打つ活躍を見せていたトロイ・ニール。オリックスでは珍しい大物助っ人トロイ・ニールは、MLBのストライキが影響して急遽入団する。トロイ・ニールの実力は本物で三振も多かったが、好調時はアッパースイングからスタインドインを連発。
トロイ・ニールは、1年目からイチローらとブルーサンダー打線を牽引してペナント優勝に貢献している。NPBに慣れた2年目のトロイ・ニールはさらに成績を伸ばし、32本塁打、111打点で二冠王とメジャーの力を見せつけ、日本シリーズでもMVPに輝いている。また、トロイ・ニールは乱闘劇や暴言を吐いての退場、トイレを我慢できず急いで打っての本塁打など、何かと話題を呼んだ助っ人であった。
2001年に現役を引退したトロイ・ニールは不動産業に関わり、現在は南国のリゾート地・バヌアツで優雅な人生を送っている。
出典:『がっつり! プロ野球(33)』
『がっつり! プロ野球 (33)』11月24日発売!
公開日:2023.02.05